【自分流を捨てよ】夢をかなえるゾウ3 書評
大人気自己啓発本第三弾。「夢をかなえるゾウ3 ブラックガネーシャの教え」。
インドのゾウの神「ガネーシャ」や友人の「釈迦」、前作で登場した元貧乏神の「幸ちゃん」も再登場し、人生のためになる教えをおもしろ可笑しく伝えてくれる本です。
結論、感動します。今作は、ストーリー性に磨きがかかり、起承転結のある小説として楽しみながらガネージャの「教え」を学ぶことができます。
前作、前々作との繋がりも感じ、「次の話がみたい!」となる連作小説のような楽しみ方もできます。
そんな「夢をかなえるゾウ3 ブラックガネージャの教え」から主に学んだことを3点、ご紹介します!
目次
1.空いた時間を全て使う。
目標が決まった際に空いた時間を全て使い、努力をする教え。例えば、
「英語を頑張って愛しの彼に振り向いて欲しい!」
という目標ならば、空いた時間を全て英語の時間に費やす。それほどの気概がなければ、「目標を達成することができないわよ!」という教えです。
たしかに振り返ってみれば、私も空いた時間をYouTubeや Netflixを見ながらグダグダしていることが多いです。(YouTubeもNetflixも最高のメディアですが)この教えを通じて自分の行動に
「本当に必要か?」
「それは、本当に自分を幸せにすることができるのか?」
と自問自答するようにしています。私は、「目標を見つける」という目標?(笑)に向かって頑張っています!
2. 優秀な人に質問する
本書の中で「自分のやり方を疑う」「自己流を捨てる」等の類似した教えがありますが、「優秀な人に質問する」は、心にロンギヌスの槍が見事に刺さりました!
例えば、「プログラミングを会得したい!」と目標を掲げます。そして、
「プログラミングの本を買ってやってみる」
「Progateやドットインストールでやってみる」
など自己流、或いはあまり学習のルートを調べもせずに見切りスタートすると失敗するということです。
私もプログラミング学習で見事に失敗しました。YouTubeやプログラミングスクールに通い、表面上のルートを調べて見切り発車しましたが、結局 、
「自己流を混ぜてしまって学習が遅れた」
「質問するのが怖くて質問出来なかった」
「プログラミングをできるようになって何がしたいのか、具体的に決まっていない」
などの理由で挫折してしまいました。 優秀な人に質問するのは、
「もしかしたら軽率な質問なのでは?」
「自分でもっと調べてからのがいいのでは?」
と考えてしづらい時がありますよね。結果として 「自分やインターネットに答えがないならガンガンするべき」 と私は思います。私の場合は、
「プログラミングを学ぶとどのような人材になれるのか」
「どのようなルートで学習をしたのか」
等の質問を優秀な方から質問し、五感を使って考えるべきでした。
優秀な方の貴重な時間を奪うのは気が引けますが
「聞かぬは一生の恥」
「軽率な質問でも相手との相性にもよる」
「恥をかいた方が成長がはやい」
等の理由から優秀な人からパクリにパクりまくったほうが効率的だと今では思います。
3.今までずっと避けてきたことをやる
みなさんも
「苦手だけどやったほうがいいと思っていること」
「今まで避けてきたけど頭の片隅にはいる」
といった「実は避けていた行動」はありませんか?私はこの教えに触れてまたまた心にロンギヌスの槍が(以下略
私が避けてきたことはズバリ「人との関わり」です。コミュニティに入って人との関係を作ることや恋愛して彼女を作ることを避けていました。 理由は、ゴルゴ13やブラックジャックのようなスペシャリストでロンリーウルフな大人に憧れていたから!(真面目にそう考えていました)
しかし、人間は社会的な生き物。群れに最低限、所属しないと確実に病みます。私も仕事から離れて「個人で食べていくんだ!」と意気込みましたが、見事に病みました。
仕事に復帰して思ったことは、「働いていると自然と人との繋がりができて楽!」ということです。最近では、お金持ちが仕事を辞めない理由がなんとなく理解できました。
まとめ
以上の3点を挙げましたが、本書には「仕事は、お客さんとして感動したものをやる」「苦手な人を褒める」など気づきや学びの多い本となっております。人生の方向性に悩みの抱えている方へのヒントとしておすすめできる一冊です!ぜひ、読んでみてください!